※ ラッピング加工とは、遊離砥粒という研磨剤を含でおり、この中でピニオンギヤとギヤのすりあわせ(摺動運動)を行うことで、微少切削しながら研磨することができます。加工物をより平坦に仕上げていく加工工程です。
お知らせ
4.12019
油圧クランプ式レデューシングアダプタ
QC(クイックチェンジ)式アーバーには、ボールスリーブという位相決め(位置決め)の役割を担う製品が組み込まれています。
また、高精度且つ精密に製作されています。このボールスリーブが組み込まれていることで、叩き出し等での精度出し、芯出しが不用になります。
しかし、今このボールスリーブを使用せずに油圧システムを用いることで、QC式アーバーをクランプしチャッキングする仕様ができました。
新たに製作されたのが油圧クランプ式レデューシングアダプタを用いたQC式アーバーです。
新作の油圧タイプは密閉型なので、メンテナンス及び清掃を手順通りにきちんと行っていればラッピング工程で発生するラップ粉の進入をかなりの確率で防ぐことができます。
ある自動車メーカー様に納入させて頂いた際は、以前よりも断然作業がやりやすいという嬉しいお声を頂きました。